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『園芸』"バジル" の育て方と情報(4月に植え付けがおすすめ)

 こんにちは!今回は、料理やハーブティーなどで広く使われているバジルについてお話ししたいと思います。バジルは香り高く、風味豊かで美味しいハーブの1つであり、古代から食用として使用されてきました。また、健康効果もあることから、最近では健康志向の高まりに伴い、ますます注目を集めています。バジルについての興味深い話や使い方、レシピなどをお届けします。

 

1. バジルの育て方

オレガノは、香りが良く料理にも使われるハーブの一種です。以下は、オレガノの育て方の年間スケジュールになります。

  • 3月〜4月
    ・種まきまたは挿し木
    オレガノは、種まきや挿し木で増やすことができます。3月から4月にかけて、種まきをする場合は、種を蒔き、表面を軽く覆って、湿った状態を保ちます。挿し木の場合は、健康な枝を切り取り、芽を出すように水を与えます。
  • 5月〜9月
    ・成長期
    オレガノは、日当たりの良い場所と、排水の良い土壌が好きです。成長期には、定期的に水を与え、必要に応じて肥料を与えます。また、枝を切り揃えることで、形を整えることもできます。
  • 10月〜11月
    ・冬の準備
    秋になると、オレガノは休眠期に入ります。この時期には、枯れた葉を取り除き、寒さや風雨から保護するために、霜除けのネットやストローで覆うとよいでしょう。
  • 12月〜2月
    ・冬の管理
    冬はオレガノにとって厳しい季節です。この時期には、霜が降りることが多いため、室内で管理することがおすすめです。温度を管理し、必要に応じて水を与えます。

以上が、オレガノの育て方の年間スケジュールになります。

 

バジルの育て方は以下のようにします。

  • 土壌の準備
    バジルは、栄養豊富で排水性の良い土壌を好みます。肥料を混ぜた、pH値が6〜7程度の土壌を用意しましょう。
  • 種まき
    バジルは、春から秋にかけて種まきができます。種は、軽く表面を傷つけてから土にまき、軽く覆土します。また、種を芽吹かせるためには、十分な日光を浴びる場所に置く必要があります。
  • 水やり
    バジルは、乾燥を嫌います。土の表面が乾いたら、水をたっぷりと与えましょう。ただし、水を与えすぎると根腐れの原因になるので、適度に与えるようにしましょう。
  • 収穫
    バジルは、葉を摘むことで枝が分かれ、より多くの葉が収穫できます。葉を収穫する場合は、成長した葉から収穫し、一度に多くの葉を取らないようにしましょう。

以上がバジルの育て方の基本的な流れです。バジルは比較的育てやすいハーブですので、ぜひ自宅で栽培して、美味しい料理に利用してみてください。

 

2. バジルの基本情報

バジル(Basil)は、ハーブの一種で、主にイタリア料理などで使われることが多い香辛料です。以下は、バジルの基本情報です。

  • 学名:Ocimum basilicum
  • 科名:シソ科(Lamiaceae)
  • 原産地:中央アフリカ・東アフリカ・南アジア
  • 形状:一年生または多年草で、高さは30~150cm程度になります。
  • 葉:やや光沢があり、形は楕円形から卵形で、長さは2~4cm、幅は1~3cm程度。葉の色は緑色で、香りがあります。
  • 花:白色または淡紅色の小花を咲かせます。花期は7月~9月頃。
  • 香りと味:香りは強く、スパイシーで爽やかな香りがあります。味はやや甘く、クセがなく、ピリッとした辛味があります。
  • 用途:主にイタリア料理で使われ、トマトソースやピザ、パスタソース、サラダ、スープなどに欠かせない香辛料です。また、肉料理や魚料理、スパイスティーなどにも利用されます。
  • バジルは、暑さに強く、水分を必要とするため、水やりと日当たりに気を付けて育てると良いでしょう。また、葉を収穫する際は、成長した葉から収穫し、枝ごと収穫しないようにしましょう。

 

3. バジルの花言葉

バジルの花言葉は、「愛情」「憂い」「情熱」「神秘」「美しさ」などがあります。また、種類によって花言葉が異なる場合もあります。たとえば、レモンバジルの花言葉は「気品」、シナモンバジルの花言葉は「優雅」となっています。バジルの花言葉からは、独特の香りや色彩が伝わってきます。

 

4. バジルの健康効果

バジルには、以下のような健康効果があるとされています。

  • 抗菌作用:バジルに含まれる成分には、病原菌を抑制する効果があります。特に、腸内細菌のバランスを整え、腸内環境を改善する効果が期待されています。
  • 抗酸化作用:バジルには、ビタミンCやカロテノイドなどの抗酸化物質が含まれており、体内の活性酸素を抑えることができます。このため、老化や生活習慣病の予防に役立つとされています。
  • 血糖値の調整:バジルには、インスリンの分泌を促進する成分が含まれており、血糖値の調整に役立つとされています。
  • ストレス緩和効果:バジルの香りには、リラックス効果があり、ストレスを緩和する効果が期待されています。
  • 免疫力向上:バジルには、免疫力を向上させる成分が含まれており、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に役立つとされています。

ただし、バジルにはアレルギーを引き起こす可能性があるため、過剰な摂取は避けるようにしましょう。また、健康効果を得るためには、毎日の食生活に取り入れることが大切です。

 

5. バジルの利用方法

バジルはさまざまな料理に使われることがあります。代表的な使い方を以下に紹介します。

  • ピザやパスタ:バジルは、トマトソースやチーズと相性が良く、ピザやパスタなどのイタリアン料理に欠かせないハーブの一つです。
  • パン:バジルを振りかけたり、パン生地に練り込んだりして、香り高いバジルパンを作ることができます。
  • サラダ:バジルを刻んで、サラダにトッピングすると、彩りと香りを添えることができます。
  • スープ:トマトスープやミネストローネなどに、バジルを加えると、風味が増し、味に深みが出ます。
  • ソース:バジルをペースト状にしたものを、トマトソースやパスタソースに加えることで、バジルの風味をより引き立てることができます。
  • 飲み物:バジルを入れた炭酸水やジュースは、爽やかでヘルシーなドリンクとして人気があります。

また、バジルはドレッシングやマリネ、調味料としても利用することができます。自分の好みに合わせて、アレンジして使ってみるとよいでしょう。

 

6. バジルの歴史的背景

 バジルは、古代エジプトギリシャ、ローマ時代から利用されてきた歴史があります。古代エジプトでは、バジルはミイラ作りのための香料として用いられていたとされています。また、ギリシャでは、バジルを聖なる植物として崇めており、バジルの葉を持っている女神が描かれた硬貨が発見されています。

 ローマ時代には、バジルは料理や医薬品に広く利用されていました。プリニウスは、「自然史」という著作の中で、バジルの葉が蚊や昆虫を追い払う効果があることを記しています。また、古代ローマでは、バジルを炊いた湯を入浴剤として用いることもあったとされています。

 中世には、ヨーロッパでバジルが普及し、聖書にもその名前が登場しています。また、イギリスでは、バジルを「キングスハーブ」と呼び、貴族たちはバジルの葉を庭に植えることを好んでいました。

 現代では、バジルはイタリアン料理の代表的なハーブとして知られています。また、世界中でさまざまな料理に利用され、その香り高い風味が人気を博しています。

 

7. バジルを使ったアート

バジルを使ったアート作品としては、以下のようなものがあります。

  • バジルアート:バジルの葉を使って、絵や文字を描くバジルアートがあります。バジルの葉は、形が美しく、独特の香りがあるため、アート作品に取り入れることで、鮮やかな色合いや独特のテクスチャーを表現することができます。
  • バジルの彫刻:バジルの茎や葉を彫刻することで、繊細な模様や美しい形状を表現することができます。特に、バジルの茎は、繊細でしなやかな形状をしており、美しい曲線を描くため、彫刻の素材として適しています。
  • バジルインク:バジルの葉をすりつぶして作るバジルインクを使って、絵や文字を描くことができます。バジルインクは、独特の色合いがあり、風味も含まれているため、オリジナリティのある作品を作ることができます。
  • バジルの押し花:バジルの葉を乾燥させて、押し花にすることができます。バジルの葉は、形が美しく、独特の香りがあるため、押し花にすることで、風合いや香りを楽しむことができます。

以上のように、バジルは、その美しい形状や香り、独特の色合いを生かしたアート作品を作る素材として、利用されています。

 

8. バジルに関連するイベント

バジルに特化した日本の展示会、イベント、セミナーはあまり多くはありませんが、以下にいくつか例を挙げます。

  • ジャパン・ハーブ・フェスティバル:日本最大級のハーブの祭典で、毎年秋に開催されています。バジルを含む様々なハーブの販売や体験ができるほか、ハーブに関するセミナーやワークショップも開催されています。
  • バジルフェア:各地の農家やバジル生産業者が集まり、バジルを中心とした商品の販売や試食、バジル栽培に関する相談などを行うイベントです。地元のバジルを中心に、イタリアンバジルやタイバジルなど、様々な品種のバジルが集まります。
  • ハーブ・フェスタ:東京ビッグサイトで開催される、ハーブやスパイス、天然素材を扱う展示会です。バジルも多くのブースで販売されているほか、料理教室やハーブに関する講座が開催されます。
  • バジルに関する料理教室やワークショップ:各地の料理教室やハーブショップで、バジルを使った料理教室やワークショップが開催されることがあります。バジルを育てる方法や、バジルの効能についても学ぶことができます。

以上が、日本で開催されるバジルに関する展示会、イベント、セミナーの例です。

 

9. バジルを使ったグルメ

バジルはイタリア料理をはじめとする多くの料理に使われるハーブであり、世界中の多くのグルメ店で使われています。以下に、バジルを使った人気なグルメ店の例をいくつか挙げてみます。

  • Pizzeria Mozza(アメリカ・ロサンゼルス):アメリカ西海岸で有名なピザ店で、バジルをたっぷり使ったマルゲリータピザが人気メニューです。
  • Da Michele(イタリア・ナポリ):世界中のピザファンが訪れるナポリの老舗ピザ店で、トマトソースとバジルがたっぷりのマルゲリータピザが看板メニューです。
  • L'Atelier de Joël Robuchon(フランス・パリ):ミシュラン三ツ星を獲得したフランスの高級レストランで、トマトとバジルの冷製スープが人気の一品です。
  • Trattoria Da Enzo Al 29(イタリア・ローマ):ローマで有名なトラットリアで、トマトとバジルのパスタが絶品として知られています。
  • The River Café(イギリス・ロンドン):テムズ川沿いに位置する高級レストランで、バジルを使ったトマトソースが特徴のパスタが人気メニューです。

これらのグルメ店では、バジルが主役となるメニューが提供されているため、バジルを好む方にはおすすめです。

 

10. バジルに関連する雑学

以下に、バジルに関するニッチな雑学や豆知識をいくつか紹介します。

  • バジルは葉っぱの色によって種類が異なり、緑色、紫色、白色の葉っぱを持つものがあります。
  • バジルの種類によって、香りや風味が異なります。例えば、レモンバジルはレモンのような香りがあり、シナモンバジルはシナモンのような風味があります。
  • 古代エジプトでは、バジルは儀式や薬用に使われていました。
  • ローマ時代には、バジルは愛の象徴として贈り物に使われることがありました。
  • バジルは、カロテノイドと呼ばれる成分が豊富に含まれており、免疫力を高める効果があるとされています。
  • バジルの花は、料理に使われる葉っぱよりも苦みが強いため、摘み取ってしまうことが多いですが、実は食べられます。また、バジルの花は、サラダの飾り付けやドリンクのトッピングとしても使われます。
  • バジルは、日本でも古くから栽培されていました。江戸時代には、バジルを使った麺類や味噌汁が庶民の間で食べられていたとされています。
  • バジルは、他のハーブとの組み合わせでも美味しく使われます。例えば、トマトとバジル、モッツァレラチーズとバジル、レモンとバジルなどが有名です。

 

 

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