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『園芸』"カモミール" の育て方と情報(5月に植え付けがおすすめ)

アロマテラピーの代表的な植物の一つであるカモミール。その穏やかな香りは心を癒し、リラックス効果も抜群です。今回はそんなカモミールについて、その魅力や育て方、効能などを詳しくご紹介します!

 

1. カモミールの育て方

モミールの育て方を季節ごとの年間スケジュールにしてみましょう。

  • 【春】
    ・3月から4月にかけて、カモミールの種子を播種することができます。種子を適した場所にまいて、表土をかけてやります。水やりをして、湿った状態を保ちましょう。
    ・発芽後、芽が5cmほどになったら、間引きを行います。間引いた苗は捨てずに、他の場所に植え付けることができます。
  • 【夏】
    カモミールは暑さに弱いので、日差しが強くなりすぎた場合は、日陰に移動させます。
    ・水やりは必要最低限に留め、土が乾燥しないように気を付けましょう。
  • 【秋】
    ・花を楽しむためには、9月頃までに摘芯を行いましょう。この時、上部の花芽を取り除くことで、下部の花つぼが大きくなります。
    ・10月には、花が咲き始めます。花を収穫し、乾燥させることで、カモミールティーを作ることができます。
  • 【冬】
    カモミールは耐寒性があり、凍結にも強いため、特別な対策は必要ありません。ただし、雪が積もりすぎた場合は、雪かきをしてあげると良いでしょう。

 

カモミールは、比較的簡単に育てられるハーブの一つです。以下は、カモミールの育て方の基本的な手順です。

  • 適切な場所を選ぶ: カモミールは、日当たりがよく風通しの良い場所が好きです。また、排水の良い土壌を好むため、鉢植えの場合はドレナージ穴のあるポットを使用するか、庭植えの場合は、土壌に砂利や砂を混ぜて水はけを良くすると良いでしょう。
  • 種子または苗を用意する: カモミールは、種子から育てることもできますが、成長が早く、すぐに収穫できる苗を購入することもできます。
  • 植え付け: 種子を育てる場合は、春か秋に種まきを行います。苗を購入した場合は、植え付ける時期は、春から初夏が適しています。株間を約15cm-30cmほど空けて植え、根元に軽く土をかけて固定します。
  • 水やり: カモミールは、土が乾燥すると水をやるようにします。しかし、過剰な水やりは根腐れの原因となるため、土の表面が乾いたら水を与える程度にしましょう。
  • 収穫: カモミールは、花が開花する前に収穫します。花が開いていると、風味が落ちるためです。茎や葉を刈り取り、風通しの良い場所で乾燥させます。完全に乾燥したら、密閉容器に保存します。

上記の手順に従って、カモミールを育てることができます。

 

2. カモミールの基本情報

カモミール(学名:Matricaria chamomilla)は、キク科に属する多年草のハーブ植物です。一般的に、白い花弁と黄色い芯を持つ花を咲かせ、その花からはリラックス効果のあるエッセンシャルオイルが抽出されます。古代から利用されてきた歴史があり、薬用や飲料、化粧品などにも使用されています。主にヨーロッパ、北アフリカ西アジアなどの温帯地域に分布しています。また、カモミールにはローマカモミールとドイツカモミールの2種類があり、ドイツカモミールの方がより一般的に栽培されています。

3. カモミール花言葉

カモミール花言葉は「自信」「忍耐」「純真」「健康」などがあります。また、カモミールはリラックス効果があることから、花言葉にも「リラックス」や「安眠」などの言葉が含まれることがあります。

 

4. カモミールの健康効果

カモミールには、以下のような健康効果があると言われています。

  • 睡眠改善効果
    カモミールに含まれる成分の一つであるアペイゲニンは、脳内のGABA受容体を刺激することで、リラックス効果をもたらします。そのため、カモミールを飲むことで、睡眠の質を改善し、ストレス解消にもつながるとされています。
  • 消化促進効果
    カモミールには、消化を促進する作用があります。カモミールの成分が、胃腸をリラックスさせることで、消化不良や便秘の解消に役立つとされています。
  • 抗炎症効果
    カモミールには、抗炎症作用があります。カモミールの成分が、炎症を引き起こす物質を抑制することで、アレルギー症状の緩和や、口内炎、肌荒れなどにも効果があるとされています。
  • 抗酸化作用
    カモミールには、抗酸化作用があります。カモミールの成分が、体内の活性酸素を除去することで、老化や疾患の予防につながるとされています。

ただし、カモミールに対するアレルギー反応が起こる場合があるため、使用には注意が必要です。また、医師の指導の下で使用することが望ましい場合があります。

5. カモミールの利用方法

カモミールは、その美しい花と甘い香りから、美容やリラックス効果に優れたハーブとして広く知られています。以下に、カモミールの主な利用方法を紹介します。

  • ハーブティー
    カモミールの乾燥花を使ったハーブティーは、お腹を温める効果があり、ストレス解消やリラックス効果があると言われています。食後に飲むと消化を助け、安眠効果も期待できます。
  • 美容・スキンケア
    カモミールには、肌荒れや炎症を鎮める効果があり、古くからスキンケアに使われてきました。また、髪のツヤを出す効果もあるとされています。カモミールを入れたお湯で顔を洗ったり、入浴剤にすることで、リラックス効果も期待できます。
  • 薬用
    カモミールには、消炎作用や抗アレルギー作用があるとされています。風邪やアレルギー症状、生理痛などに効果があるとされているため、薬用としても使われています。
  • 食品
    カモミールは、飲み物以外にも、サラダやスープなどの料理にも使われることがあります。花びらを食べることができ、その甘くてフルーティーな味わいは、洋菓子のフレーバーやジャム、チーズのトッピングなどにも使われます。
  • アロマテラピー
    カモミール精油は、リラックス効果や安眠効果があるとされており、アロマテラピーにも使われます。また、消炎作用や鎮痛効果があるため、マッサージオイルに混ぜて使用することもできます。

 

6. カモミールの歴史的背景

カモミールは、西洋医学や伝統的な民間療法で古くから利用されてきたハーブの一つです。古代エジプトでは、カモミールを熱い水に浸して作ったお茶を飲むことで、熱やストレスを和らげることが行われていました。また、古代ローマ時代には、カモミールが含まれる薬剤が、消化不良や不眠症などの治療に用いられていました。さらに、中世ヨーロッパでは、カモミールが入った入浴剤が、皮膚病の治療に用いられるようになりました。

7. カモミールを使ったアート

カモミールを使ったアートとしては、主にドライフラワーとしての利用が一般的です。乾燥したカモミールの花や葉を束ねたり、リースやインテリア小物に加工したりすることができます。また、カモミール自体にも美しい花があり、庭や花壇に植えて、自然の中でその美しさを楽しむこともできます。

 

8. カモミールに関連するイベント

カモミールに関連するイベントとしては、カモミールを使ったハーブティーの飲み方教室や、カモミールを使ったアロマセラピーのワークショップなどがあります。また、カモミールを使った手作りコスメの作り方を学ぶイベントや、カモミールをモチーフにしたアート展示会も開催されることがあります。さらに、カモミール畑が見られるイベントや、カモミール摘み取り体験ができるイベントもあるようです。

9. カモミールを使ったグルメ

カモミールは、お茶や風呂に使われることが一般的です。また、カモミールの香りを楽しむことができるお菓子やアイスクリーム、ジュースなども存在します。カモミールの花を利用したハーブティーは、リラックス効果があるとされています。また、カモミールの風呂に入ると、肌をやわらかくする効果があり、美肌効果が期待できます。

 

10. カモミールに関連する雑学

カモミールには、ローマ帝国時代から薬用や美容目的で利用されてきた歴史があります。また、古代エジプトではカモミールを含む香料がミイラ作りに使用されていたという説もあります。また、カモミールの花をドライフラワーにして枕元に置くと、リラックス効果があると言われています。さらに、カモミールティーを飲むと、眠りを誘う効果があるとも言われています。

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